カッコつけられないmiddleバイカーのブログ

40歳にして大型バイクに乗り換えたカッコつけられないバイク乗りのブログ

CB1100RSとピンホールカメラ

ゴールデンウィーク、CB1100RSでどこに行こうか。学生時代によく行った琵琶湖に行くことにした。旅の記録を収める相棒は何にしようか。ゆっくりとCB1100RSと走る時間を楽しみたい。だから、写真を撮るのに時間のかかるカメラを選択した。

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ZERO2000デラックス

文字通り針の穴から入った光を露光するカメラ。f値で言うとf138ほど。使うフィルムサイズはブローニーだ。

このカメラ写真を撮るのに少々、準備が必要だ。晴天時でISO100のフィルムを使って約1秒の露光時間が必要。そのため三脚が必須となる。

湖岸沿いの道に出たのはいいがなかなか写真を撮れそうなゆっくりとかまえられる場所が見つからない。

ふらっと脇道に入ってしばらく走っていると、いわゆる「あのベンチ」のところにやってきた。詳しい場所を知らなかったし、全くの偶然だった。この日は写真運があったのかもしれない。

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持参したピンホールカメラZERO2000デラックス。のんびりとした描写にはなるが、それを実現するための装備はあまりのんびりしていない。先ほども書いたように、三脚が必須なのだ。カメラそのものは木製だから重さはほとんど感じない。

行きたかった場所にも行けたことだし、先を目指す。向かうは余呉湖。ちょっとその前に寄り道して、菊水飴本舗に立ち寄った。店の向かえの駐車場には車も停まっておらず

三脚を構えることができた。このカメラにはファインダーがない。構図は全くの勘になる。なんとな~くカメラを向け、カメラについている水準器で水平を出す。それがこのカメラで言う構図作りになる。

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お土産に練り飴を買う。素朴な味だけど癖になってしまう。今度、来たときは、もう二つ買って帰ろうと思う。

余呉湖に着き、湖岸を時計周りに走る。バイクを停められそうな場所を見つけて写真を撮った。せっかくだから自撮りもしたい。カメラにエアーレリーズをつけ、シャッター?を切る。

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レリーズケーブルが写り込んじゃったけど、これはこれでいい記念としよう。そもそもピンホールで自撮りをしようとする人もあんましいないだろう・・・。

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最後にほとりのよさげな景色を収めた。その場その場でいつもより長めに景色を堪能できた一日だった。